これは昭和15年(1940年)のテレビジョン実験放送風景な
1930年には10年後に予定されていた東京オリンピックに向けてテレビジョンの研究を開始して既に研究を始めていた高柳健次郎を迎えて研究は進められ
1939年5月には新放送会館の完成を記念して13km離れた技術研究所からテレビ電波を送信を開始したんですが
その後の戦争のためオリンピックは中止となりテレビ放送も実せずテレビは戦前には日の目を見ずに家庭に入るまでには更に戦後数年の経過を必要とした訳なんです
このテレビジョン研究の先駆者が高柳健次郎という工学者で後に日本ビクター元副社長・技術最高顧問・静岡大学名誉教授を経て日本のテレビの父と呼ばれ文化勲章を受章しているんです