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第一弾 高校生の殺し屋
第二十話 殺し屋チーム

俺は高校生で殺し屋をしている。
俺は依頼をこなしながら朱雀について調べていた。
その結果ある一つのことがわかった。

いつだったか俺の実の兄である処理に聞いた噂とも一致していた。
それは殺し屋界にもチームで殺し屋をしている者と個人で殺し屋をしている者がいると言う噂だった。
俺はただの噂話だと思っていたが朱雀について調べていくにつれてそれがただの噂話では無いと知った。

どうやら朱雀は『麒麟東西南北チーム』と言う殺し屋チームに所属しているらしい。
そのチームについて調べていくと朱雀の他に『玄武』『白虎』『青龍』がいてそのチームのリーダーが『麒麟』がいると言うことを知った。

俺は実の父親で殺し屋のGodに『麒麟東西南北チーム』について詳しいことを聞くために会う約束をした。

俺は心の中でもう少しで目的が達成される嬉しさで舞い上がっていた。

するとまた何処からか声が聞こえた。
聞き覚えのある声。
殺された母親の声だ。

母親
「まだそんなことしてるの?
 言ったでしょ。
 もう辞めなさい」

FOX
「なんでだよ。
 もう少しってところなのに」

俺の問いに母親は答え無かった。
ただずっと同じことを繰り返し言うだけだった。
しばらくしてから背後から物音が聞こえ振り返る。
だが何も無かった。
俺はさっきまで母親のいたところを見たがそこに母親の姿は無かった。

FOX
「なんだったんだ?」

そう呟いて俺は目を閉じた。
心の中で「母親は復讐など望んで無いのか?」と思ったがすぐに「それは無い」と言い明日に備えて寝た。

以上
第二十話読んでいただきありがとうございます!
いよいよ第一弾高校生の殺し屋も終わりに近づいて参りました。
良ければ是非最後まで読んでいただけると幸いです!
第二十一話もお楽しみに!

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